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彼女が家を出た、警察に捜索願を出しに行ったら
「DVだから、しかるべき場所に保護されています。」と言われた。 彼女に会いたい、彼女を取り戻したいが、何とかなりませんか? そんな問い合わせがありました。 彼女が離れて喪失感で苦しむ人もいます。 不当に感じて、怒りで一杯になっている人もいます。 何とか謝りたい、話し合えば何とかなると考える人もいます。 しかしながら、 DV法で保護された相手を探し回ったり、脅したり。 法律を使って、離れた彼女を取り戻そうとしても方法はありません。 犯罪になることもあります。 彼女は自分の意志であなたと離れたのです。 彼女はあなたの所有物ではありません。 彼女には自分の意思で行動する力と権利があります。 まず自分の気持ちを落ち着かせ、 離れた彼女の気持ちを考えてみましょう。 DV防止教育センターのプログラムでは 暴力を使う自分の気持ちや考え方について考えたり、話し合ったり、 DVやDVの影響、DVではない関係性の作り方など様々なことを学びます。 彼女への暴力の責任を取りましょう。 ▲
by dvpec
| 2015-01-03 00:00
| DVに悩んでいる男性に
彼女が突然いなくなったり、「もう離婚したい」と言い出した。
そんな時、多くのDVする男性は「どうして」「なぜ」とあわてるでしょう。 彼女を説得したり、お説教をしたり、 逃げた彼女を探し回ったり、彼女の実家に押しかけたり、 メールや電話で罵倒したり、泣いたり、自殺するといって脅したり、 「子どもが可愛そうじゃないか」と懇願したり、 「いつでも離婚してやる、出て行け」と離婚届を送ったりします。 しかし、彼女は何回かのあなたの暴力の影響や痛みを抱えています。 あなたが暴言を吐いたとき、 彼女が思いどうりに動かないと彼女を罰したり、 皆の前ではずかしめたり、罵倒したり 子どもを虐待したり、 思いやりのない言動で彼女をがっかりさせたり、 経済的に締め付けたり、 SEXを強要したり、 そのときは、彼女は我慢したかもしれないし、 何か不満を言ったかもしれない、 けんかになったり、謝ったり、仲直りしたり 男性はそのときはそれで終わったと忘れます。 しかし、彼女は忘れません。 そして、あるときあなたから離れます。 それはとても小さなことがきっかけかもしれません。 彼女の長年の苦しみを感じてみましょう。 暴力のある関係では安心や安全が確保されません。 そして何年たっても信頼や愛情は育ちません。 彼女との関係性を振り返ってみましょう。 ▲
by dvpec
| 2012-05-31 00:00
| DVに悩んでいる男性に
男性から「センターではDVはどのくらい治りますか」という問い合わせがありました。
センターではDV行動を治すという考えではありません。 DVはDVする人の考えからおこります。 DVする人は妻や恋人をそうしても良いと自分で決めています。 DV防止教育センターではたくさんの情報をお伝えします。 また参加者の皆さんと話し合って、一緒に妻や恋人との関係性について考えます。 ここで初めて気がついたという人もいます。 もっと早く、学校で学びたかったという人がいます。 周りの人達がどんどん変わっていくので刺激になったという人もいます。 一緒に自分のことを考えてもらって勇気づけられたという人もいます。 仲間の言動を見て考えが深まったという人もいます。 いつもなら感情的になるところで、穏やかに話ができて自信がついたという人もいます。 自分が変わるには自分自身で変わろうと決心しなければ変わりません。 暴力的ではない言動をするようになるには、 センターで治してもらうのではなく、 自分を変えようと自分で決め、自分で実行することなのです。 過去は変えることはできません。 しかし、未来は変えることはできます。 そのためにはセンターはさまざまな教材や気づきの場を提供します。 彼女とどのような関係性を造ったらよいか、ご一緒に考えます。 それらをどのように生かすか実行するかは、やはり一人ひとりが決めることです。 真剣に取り組んで家庭を取り戻した人もいます。 そして、離婚したけれど、また改めて一緒になったという人もいます。 心穏やかに彼女や子どもたちの気持ちに共感できるようになった人は多いです。 職場の人間関係も変化し、仕事が楽しくなったという人もいます。 参加者のひと言 ・最初センターに入るには勇気がいりました。しかし、今は通うことが楽しみになっています。彼女との関係性が変わっていくのを実感しています。(30代) ・グループワークにはどんな怖い人たちがいるのだろうかと思った。しかし、皆、真面目で親切で優しい人たちだった。(30代) ・センターで学ぶようなことを小中学校で教えて欲しかった。そうすれば僕の人生も変わったと思う。(40代) ・ここに来ると自分に正直になれます。(40代) ・奥さんが、笑いながら「やっと当たり前の人になってきたね」と言いいました。(20代) ・前なら絶対に怒っていたところで、相手を思いやった言葉が出て自信がつきました。職場の人間関係も変わってきました。(20代) ・暴力をやめることを学ばなければと思いましたが、人間性を成長させることだと気付きました。(20 代) ・一番最初の自分の状態は被害者意識で一杯でした。センターで自分がここまで変われるとは思いませんでした。ここで学んだことを生かしていきたいと思います。(20代) ・やっと子どもたちやパートナーと会話ができるようになりました。うれしさでいっぱいです。(40代) ・もうすぐ卒業です。ここで学んだことは僕の一生の財産だと思っています。(30代) パートナーから ・センターで家族を取り戻しました。(30代) ・子どもたちも「パパ変わったね」と言っています。いつもパパにくっついてはなれません。(30代) ・子どもと3人で穏やかに暮らせる日が大半になりました。センターなくしては夫の変化はなかったと思います。センターがこの地にあったことを感謝しています。(30代) 詳しいことはDV防止教育センターまでお問合せ下さい お問い合わせ先 電話:052-618-9663 FAX:052-618-9664 メールdvpec@myad.jp ▲
by dvpec
| 2012-05-25 00:00
| DVに悩んでいる男性に
DVは直接的な暴力ばかりではありません。
妻や恋人などへの不適切な力の行使です。 DVで使われる暴力の種類 DVする男性の多くは、妻や恋人があなたのことを好きでなかったり、よそよそしかったり、離れたり、何か攻撃的であったりすると彼女の変化を彼女のせいにしがちです。 浮気を疑ったり、誰かにそそのかされたのではと考えたり、妻や恋人として問題ではないかとイライラしたり、怒りがこみ上げさらに力を行使しがちです。どちらが正しいか証明しようとしたり、どちらが力が強いか試そうとしたり、他の原因を探ろうとしがちです。 しかし、彼女は長い間のあなたの態度行動に苦しみ、悩みながらもなんとかして対応しようとしてきたのです。そして今の彼女の状態はあなたとの関係性の結果です。 今まであなたが彼女に使ってきたやり方はもう通用しません。さらに彼女との関係性を壊し、彼女の心身を壊します。時には犯罪になることもあります。 彼女の回復を図りながら、彼女との新しい関係性を作り直しましょう。あなたの暴力に苦しんできた彼女の気持ちを感じてみましょう。そして、どのような行動が暴力なのか、またどのような行動が彼女を苦しめたか冷静に見つめてみましょう。そして新しい関係性を学びましょう。 DV防止教育センターではDVしてしまった男性たちのためのDV加害者プログラムを実施しています。 場合によってはすでに彼女は離れる決意をしていることもあります。その時は気持ちを整理して彼女の選択を応援しましょう。DV防止教育センターのDV加害者プログラムでは、DVやDVの影響などを学びます。そして仲間たちと話し合ったり、彼女の気持ちや影響を知ることで気持ちを整理することができます。 学ぶことで職場などの人間関係の改善などにも繋がったという方も多いです。 お問い合わせ先 電話:052-618-9663 FAX:052-618-9664 メールdvpec@myad.jp ▲
by dvpec
| 2012-05-05 00:00
| DVに悩んでいる男性に
私は、加害者更正教育プログラムに通う夫のパートナーです。
私がDVに遭っていると気付いたのは、自殺する前に、誰かと話しをしたくてかけた、一本の電話からでした。 電話の方は、私の話をすべて聞いて下さった後、「それはDVですよ。あなたは悪くない。死んではだめ。まず、DVについて知りましょう」と優しく強く語り掛けて下さいました。 私は、夫に殴られたわけでも蹴られたわけでもありません。ですから、DVと言われてもまさか・・・と思いました。しかし、DVの本を購入し読み進むにつれて、背筋が凍りました。あまりにも私達夫婦の関係に当てはまったからです。 私は、夫の優しい笑顔に惹かれ一緒になることを決めました。周囲も、夫の人柄の良さを褒めちぎりました。 結婚してすぐ、意見の対立が生じた時、夫は泣きました。小さい子供のようにうずくまり、泣きじゃくりました。私は優しい彼を困らせてしまったと慌てて謝り、もう少し言い方に気をつけよう、優しい彼を傷つけないようにしなくてはと自分自身を戒めました。 それからも夫は、私と意見が相違する度に、泣きじゃくり続けました。 次に、暗い目をして私を無視することが加わりました。物を投げたり蹴ったり、大声で喚き散らすことが加わり、指を指して罵倒されました。 私が言い返したりすると、彼は震えて泣きじゃくり「苦しい・・・息ができない・・!とのたうち回りました。救急車を呼ぼうと思ったくらいの苦しみ様でした。彼の体をさすりながら、私が言い返したりやり返したりするとこんなに彼を追い詰めてしまうのだと思いました。 そうして過ごすうちに、私の精神状態がおかしくなってきました。涙が止まらなくなり、夫が大きな音を出すだけで震え、腰が抜けるようになりました。精神科へ連れて行ってもらい、薬を処方してもらいました。 精神科に通院しても、薬を飲んでも、私の症状は改善されませんでした。同じく、夫の癇癪も止まりませんでした。私は自分が病気で、夫に十分なことをしてあげられないせいだとますます自分を責めるようになりました。周囲にも、「病気に甘えていないで強くなりなさい」と諭されました。 気付いたらカミソリを持って部屋を歩き回っていました。あの時、カミソリを放り投げ、受話器を握ったのは、奇跡だったと・・・感謝せずにはいられません。 DVと知ってからも、苦悩は続きました。本に「DVは薬やカウセリングでは治りません」と書いてあったにも関わらず、私は何かせずにはいられませんでした。 DVの本を夫にも渡しました。主治医に相談して、夫に薬を処方してもらいました。夫婦カウセリングも受けました。周囲にもDVだと告白しました。 夫は「俺を犯罪者にするの?」とひどく傷つき、しばらく口をきかなくなりました。周囲からは、「殴られたわけでもないのに何がDVだ。動じずに強くなればいいだけだ」と激励されました。励ましさえも辛く、再び、私の精神世界は暗闇に閉ざされようとしました。 それでも、私の言葉に耳を傾けてくれた方々がいました。その方々のおかげで、もう一度勇気を振り絞り、生きようと決意しました。 その時です。偶然に、ネットで「DV防止教育センター」を知りました。 縋る思いで、メールしました。 返事は、きました。 力強い励ましと心震える労りの言葉が、返ってきました。 さんざん遠回りして遠回りして、ようやく私は見つけたのです。 夫の行くべき場所を。 そして、これからの人生を生き直すための、彼自身のための講師を。 そして、私の命を救って下さった方との、尊い出会いを。 こうして、現在、夫は加害者更正教育プログラムを受講しています。 夫は、ようやく変わり始めようとしたところです。 私も、夫=DV加害者は、相手の心情を理解する・・・つまり、相手を思いやることが本当は苦手だ、と知りました。それなのに、周囲に良く思われたくて自分自身を精一杯飾り立てようとするから、ますます辛くなり、さらにそんな自分に幻滅して自信を持てなくなり、しまいには理想の自分と本当の自分のギャップに耐え切れずパニックになるのだなと思いました。 自分を見つめ直し、等身大の自分を愛せればよいのに、自分は理想の自分しか認めたくないからそうできず、その葛藤に巻き込まれていくのが、パートナーなのだな・・・と理解してきたところです。 等身大の夫を私は愛しているのに、夫はそんな自分自身を愛せないで苦しんでいるのですから、夫も辛いのだと思います。しかし、私は見守るしかできません。あなたが変わらなきゃ、愛していてもあなたから離れるよ、と、涙を浮かべても厳しく見届けていくしかありません。 DVの痛ましい報道がある度に、加害者更正教育プログラムの必要性を痛感します。 プログラムを受講される方は、パートナーと離れていても、ご自分の未来のために、プログラムを諦めずに受けて欲しいと思います。 ご家族が共にいて下さる方は、そのことを奇跡と思い、大事に噛み締めて最後までやり通して欲しいと願います。 そして、私のように、ひっそりと自分を精神的に殺すことを選択せずにはいられない方も、耐え切れず命を消そうとしてしまっている方も、どうか諦めずに・・・もう一度生きて下さい。あなた自身の人生を取り戻して下さい。 この世界は時に狭く暗い穴の中に入り込んでいるように見えても、思いがけず広く明るい世界があり、あなたを救おうと光を照らし続けてくれている居場所が必ずあります。どうか諦めず、探して下さい。 ▲
by dvpec
| 2009-01-22 00:00
| DVに悩んでいる男性に
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